注目記事
- 受検者の声 2016.12.22
元プロ野球選手の「完全健康体」が受検する ゲノム・パーソナル医療関連検査とは?
続きを見る今回は、元プロ野球選手、現在はビジネスマンとして日々多忙を極める高森勇旗さんにG-TACの最新ゲノム・パーソナル医療関連検査を受けていただきました。日常の健康管理も徹底されている高森さんが、ゲノム・パーソナル医療関連検査を受ける理由とは・・・?
- コラム 2016.11.28
個人ゲノム解読テクノロジーの進歩
続きを見るゲノム検査技術は急速に進歩してきています。 現在では、染色体異常や特定の遺伝子を調べる検査のみならず、全ゲノムを解読するシーケンサーなど、様々な遺伝子関連検査が登場し、診断、治療、そして発症予測などに活用されはじめています。 パーソナルゲノム時代を前に、把握しておくべき検査の種類とその進歩について整理しながら、疾患との関連も交えてわかりやすく解説します。
- コラム 2016.11.21
究極の個人情報で深化する予防医学
続きを見る「究極の個人情報」であるゲノム情報は、疾患の予防・診断・治療の発展に大きく寄与する可能性を秘めています。一方で、検査実施の妥当性や有用性の判断、遺伝カウンセリングなど、検査実施には倫理的な面で慎重な配慮が必要です。 今回は、発症前・出生前に行われる遺伝学的検査の種類をご紹介したうえで、近年注目されている多因子疾患の遺伝学的検査について、特徴と課題をわかりやすく解説します。
- コラム 2016.11.14
個別化医療を叶える遺伝学的検査
続きを見る個別化医療では、より正確な診断と個人に適した治療選択が求められます。遺伝学的検査によって得られる患者さんのゲノム情報を活用することで、それらの精度の向上が期待されています。 今回は、疾患や体質の要因を調べる生殖細胞系列を対象とする遺伝学的検査の特徴をご紹介し、疾患の鑑別や確定診断、薬剤選択といった診療での応用について解説します。
- コラム 2016.11.07
ゲノム医学が変える「がん診療」
続きを見る臓器別に行われてきたがん治療は、今、遺伝子関連検査の結果をもとに個人にあわせた治療選択を行う、個別化治療の時代へとシフトしはじめています。その基盤となっているのは、がんの発生メカニズムやがんの遺伝的な多様性を明らかにしてきた医学研究の進展です。 今回は、がんと遺伝子の関連、そしてこれらのゲノム情報を実際の診療でどのように活用していくのか、その応用までを解説します。
- コラム 2016.10.31
30億の塩基対が織りなすヒトの生命
続きを見るゲノムの多様性はヒトの個性を生み出しますが、同時に、遺伝子関連疾患の原因ともなります。 その多様性を生み出すものとして、染色体や遺伝子の一部の変化に加え、近年では一塩基多型(SNP)やエピジェネティクスなどの概念に注目が集まっています。 そこで今回は、ゲノムの多様な変化と疾患との関係について解説します。
- コラム 2016.10.24
ゲノミクスで加速する個別化医療
続きを見る遺伝子と疾患との関係解明が進み、ゲノム医療は未来の話ではなく、すでに臨床現場での実践が始まっています。 その発展は、個別化医療(薬剤の選択、治療法の選択)、予防医療(生活習慣の指導)などを加速させ、私たちの受ける診療に変革をもたらすことが予想されます。さまざまな疾患に対して、ゲノム医療の知識を生かした診療を受けることができる日がやってくるのです。 そんなパーソナルゲノム時代を前に、遺伝医学のポイントを歴史に沿って解説します。
- イノベーション 2016.10.19
オバマ大統領「米国はがんを治癒する国になる」
続きを見る就任以来さまざまな改革に取り組んできたオバマ大統領。なかでもオバマケアとよばれる医療保険改革はよく知られている。2010年3月には改革法案を成立させ、事実上の国民皆保険に踏み切った。
- イノベーション 2016.10.19
未知の病気を克服、英国が挑戦するゲノム医療の未来
続きを見る英国といえば、国民保健サービス(NHS)が有名だ。運営は税収でまかなわれ、治療費は原則無料。国民が安心して生活できる、すばらしい福祉制度だ。 世界がゲノム医療に取り組む中、英国も、国民の90%が利用するNHSに新たな医療サービスを取り入れようとしている。
- オピニオン 2016.10.19
問われる医師のゲノムリテラシー
続きを見るゲノム医療の有効性をエビデンスとして示すことが、我々の使命 ゲノム医療が実臨床の現場で受け入れられるためには今後、何が必要ですか? ゲノム情報を取り入れた治療法や予防法を開発するだけではだめで、そうした医療行為によって、本当に治療効果があるかどうかのエビデンスを構築することが大切だと考えています。 我々のプログラムの研究のように、個人のゲノム情報と臨床情報、さらに追跡情報が結びついたデータベースを解析することで、さまざまな疾患とゲノムとの関係性が明らかになり、それにもとづく治療法も開発されていくはずです。しかし、そのような治療法が開発されても、特に国民皆保険制度をもつ日本においては、すぐに多くの臨床現場で活用されことにはつながらないと考えます。つまり、治療薬の開発などと同様に、事前に調べたゲノム情報によって治療群を割り付け、その群に対して同一の治療を行い、臨床転帰がどうなるかを検証する必要があります。
- イノベーション 2016.08.23
【後編】メイヨークリニックのゲノム医療、その実態に迫る
続きを見る全米で注目を集める「メイヨークリニック」が提供するゲノム医療とは何か。前編ではメイヨークリニックの概要と、ゲノム医療の中核をなす「個別化医療」の考え方を紹介した。 後編ではメイヨークリニックによるゲノム医療の具体的な取り組みを、「個別化医療」と「ファーマコゲノミクス」という観点から紹介する。
- イノベーション 2016.08.23
【後編】ゲノム編集が可能にする医療の未来とは
続きを見るゲノム編集が医療の発展に貢献 様々な懸念があがる中、ゲノム編集の研究が活発になることに賛成する人の多くは、医療の分野において新たな治療方法の発見につながるのではないかと期待している。 ゲノム編集によって病気の治療も大きく進歩すると期待されている。例えば、すでにエイズの治療や予防への使用が進められている。エイズウイルスHIVが免疫細胞に感染するとき、細胞表面のある特定の受容体を足場に細胞内に侵入することがわかっている。もしこの受容体遺伝子を取り除くことができたら、免疫細胞の表面にこの受容体が出てくることがなくなり、HIVに感染しなくなる。
- イノベーション 2016.05.25
【後編】若手起業家鼎談―どう変わる?ゲノムがもたらすイノベーション
続きを見る次世代シーケンサーの登場および医療技術の進歩により、より高速かつ低コストのゲノム解読が可能となった今、ゲノム情報は私たちの生活に身近なものになりつつある。その可能性は、医療だけにとどまらず、さまざまな分野での応用が期待される。では、日本の医療、また私たちの生活は今後どのように変わり得るのだろうか―。3人の若き実業家が集い、ゲノム研究の応用の今とこれからを考察する。
- イノベーション 2016.05.20
【前編】若手起業家鼎談―どう変わる?ゲノムがもたらすイノベーション
続きを見る次世代シーケンサーの登場および医療技術の進歩により、より高速かつ低コストのゲノム解読が可能となった今、ゲノム情報は私たちの生活に身近なものになりつつある。その可能性は、医療だけにとどまらず、さまざまな分野での応用が期待される。では、日本の医療、また私たちの生活は今後どのように変わり得るのだろうか―。3人の若き実業家が集い、ゲノム研究の応用の今とこれからを考察する。
- 検査解説 2016.04.20
IT企業経営者が挑むゲノム関連検査
続きを見る今回は株式会社SYNGULA取締役会長の酒井禎雄氏に「運動&栄養プログラム」検査を体験受検いただきました。
- 受検者の声 2016.04.20
楠木建が体験「ゲノムからの健康戦略」
続きを見る本格的な経営書でありながら20万部を超えるベストセラーとなった「ストーリーとしての競争戦略」。その著者である一橋大学の楠木建教授がG-TACの最新ゲノム・パーソナル医療を体験しました。検査結果を手にしたその日に、楠木教授の教え子でもあるG-TAC植松社長が感想を伺いました。果たして楠木先生は遺伝子検査やそのビジネスをどう評価するのでしょうか。
- 検査解説 2016.03.17
【前編】従来型のがん検診の課題を克服!次世代がん検査を比較解説
続きを見る従来型のがん検診よりも、早期にがんをスクリーニング いまや「日本人の国民病」とも言われる“がん”。現在、日本人の2人に1人ががんに罹患し、3人に1人ががんで死亡している時代となった。一方で、がんの治療および診断方法も目覚ましく進歩している。国も、がん検診の受診率向上など、がんの早期発見・早期段階からの治療に向けたさまざまな取り組みを行っている。
- 受検者の声 2016.03.10
ラクスル松本社長は、がん検診もラクする!
続きを見るラクスルは新進気鋭の若手起業家・松本恭攝氏が立ち上げたベンチャーで、印刷と物流業界の変革を目指しています。今やビジネスマンや投資家の熱視線を集める企業の一つです。でも、そんな松本社長にも思わぬ弱点があるんです!その悩みを解決すべく、G-TACは最新のゲノム・パーソナル医療をお勧めしました。実際に検査を体験した松本氏は何を語るのか?ビジネスパーソンに役立つ情報を含め、前後編の社長対談をお届けします。
- 受検者の声 2016.03.10
ラクスル松本社長は、遠隔カウンセリングでもっとラクする!
続きを見る医療の「質」が見えない日本 医療はブラックボックスで、一般人には全くわからないんです。今回、植松さんをはじめ医療業界でビジネスをされている方々から消化器がんマイクロアレイ血液検査をご紹介いただいたので良かったですが、そうでなければ判断ができなかったと思います。 ダイエット法とか健康食品とか、ヘルスケアに関する商品は巷に溢れていますからね。 正直、一般人には「胡散臭い話」と「まっとうな話」の切り分けができません。情報の信頼性は「誰が言ったか」によって担保されるのが現状です。
- オピニオン 2016.03.09
【後編】研究と臨床をつないで、自由な発想を
続きを見るゲノム情報を臨床現場に還元 埼玉医科大学ゲノム医学センターで取り組まれている研究についてお伺いします。まず、当センターはどのような理念で設立されたのでしょうか。 当センターは、ゲノム情報を疾患の病態解明、診断・治療へ応用していくことを目的に、初代所長の村松正實先生が2001年に設立されました。「ゲノム医学」を冠したわが国初の研究所です。現在、遺伝子構造機能部門、遺伝子情報制御部門、発生・分化・再生部門、病態生理部門、ゲノム科学部門、遺伝子治療部門、トランスレーショナルリサーチ部門の7部門に分かれています。ゲノム情報を医学に還元するため、臨床医や他部門との共同研究も行っています。
- オピニオン 2016.03.01
【後編】病院に医師は必要ない?
続きを見るG-TAC株式会社が提供する検査サービスが神奈川県の「未病市場創出促進事業」に採択され、2015年11月から2016年1月末まで、神奈川県のG-TACパートナー施設にてゲノム検査を提供しました。 今回は、この「未病の状態を改善する」ムーブメントの先頭に立ち指揮を振るわれている黒岩神奈川県知事へのインタビューを紹介します。 (本記事は2015年8月にm3.comに掲載された記事を転記、一部内容を変更したものです)
- イノベーション 2016.02.24
【ゲノム診断】夏野剛と語る 予防医療のゲノム・イノベーション
続きを見る個人の疾患リスクや健康状態がわかるゲノム診断。そのコストは飛躍的に低下し、実臨床に同技術の活用が現実的となりつつある。そこで医療サービスを提供するエムスリーは、ゲノム・パーソナル医療の進展をサポートすべく、G-TACを設立した。既存の医療システムを予防医療へとシフトするためには、何が必要なのか。G-TAC社長の植松正太郎氏と、慶應義塾大学特別招聘(しょうへい)教授でNewsPicksプロピッカーの夏野剛氏に予防医療のあり方について聞く。
- イノベーション 2016.02.17
ゲノム医療を牽引する若き実業家たち
続きを見る人間の遺伝情報すべてを解読する国際プロジェクト「ヒトゲノム計画」は2003年に完遂された。それから13年が経ち、医療や健康づくりが大きく変わったという実感はあるだろうか?正直、「そうでもない」と感じる方が多いだろう。ゲノム研究の成果が広く応用されるまで、もう一歩。次世代のゲノム医療を実現するために情熱を注ぐ2人の若き実業家が対面した。
- コラム 2016.02.15
【後編】アンジが受けたBRCA遺伝子検査は日本で受けられるか?
続きを見るアメリカをはじめ、欧米では病気が発症する前から将来の病気を予想して先手を打つという考えが強いと言われている。乳がんはもともと欧米で頻度の高い病気であり、患者のデータ収集や病気の研究が進んでいる。そして遺伝子が関連した乳がんを見つけるための検診や発症予防の制度が確立している。 さらにアメリカは民間の医療保険が主流である。そのため企業によっては遺伝による乳がん・卵巣がんの検査や予防的切除を保険適用としている。
- オピニオン 2016.02.15
【前編】年に600遺伝子が解明される時代の医師像
続きを見るポストゲノム10年間で人類が得た一番の成果 現状、ゲノム医学研究の成果はどのくらい臨床の場で活用されているのでしょうか。 2003年にヒトゲノムが解読された当時、「医学に革命が起こる」と大きな期待が寄せられました。しかし、その後しばらくはデスバレー※に突入し、実際にゲノム医学の成果が臨床に貢献できるようになったのは、シーケンス技術が発達して解読コストが下がり始め、ゲノムワイドな解析が盛んに行われるようになった2008年頃からです。先生方もご存じの通り、がんを引き起こすドライバー変異が明らかになったことで分子標的薬が開発・発売されるなど、がん領域や小児領域を中心に応用が進んでいます。 ※デスバレー:valley of death(死の谷)。基礎研究が応用研究に、また、研究開発の結果が事業化に活かせない状況、あるいはその難関・障壁のこと。
- オピニオン 2016.02.15
20万人のデータ、しかしゲノム情報だけでは医療は進展しない
続きを見るゲノム情報だけでは、医療は進展しない 久保先生は、現在、オーダーメイド医療の実現プログラムを先導していらっしゃいますが、同プログラムはどのような理念・目的で始められたのでしょうか? オーダーメイド医療の実現プログラムは、その名のとおり、日本でオーダーメイド医療を実現するという理念のもと、2003年に開始しました。ゲノム情報を使って、患者さん個人にあわせた最適な医療を提供するための研究・臨床応用の基盤構築をめざしています。
- オピニオン 2016.02.15
【前編】医療の破壊的イノベーションは起きたのか?
続きを見るG-TACではクレイトン・クリステンセン・インスティチュートのヘルスケア領域上席主任研究官のスペンサー・ナム氏にインタビューを行った。ナム氏は「破壊的イノベーション」「イノベーションのジレンマ」で著名なクレイトン・クリステンセン教授とともに、米国医療業界の破壊的イノベーションに着目し、研究を続けている。 ナム氏の言葉を借りれば、破壊的イノベーションとは「既存のシステムが利益の最大化を目指す一方で、異なる技術、ビジネスモデル、バリューネットワークによって生じた新たなシステムに顧客が移行する現象」と呼べるだろう。 イノベーションによる医療費の削減が必要とされるのは米国に限った話ではない。G-TACがゲノム医療を通じて実現を目指す世界観には、同氏が語る破壊的イノベーションが不可欠である。 今回のインタビューでは米国における破壊的イノベーションの現状と日本へのアドバイスを聞いた。
- オピニオン 2016.02.15
【後編】破壊的イノベーションの鍵は「ゲノム」?
続きを見るクレイトン・クリステンセン・インスティチュートのヘルスケア領域の上席主任研究官として、クリステンセン教授とともに米国医療業界の破壊的イノベーションについて研究をするナム氏にインタビューを行った。後編では、破壊的イノベーションの鍵となる、診断領域のイノベーションを取り上げる。
- イノベーション 2016.02.15
【前編】オバマ大統領やAppleも注目、世界最先端のゲノム医療とは
続きを見るオバマ大統領やAppleも注目するメイヨークリニックとは? メイヨークリニックは、医療関係者なら知らない人はいない、アメリカで最も優れた病院の一つだ。最近では、iPhone標準搭載のヘルスケアアプリをApple社と共同開発したことでも広く知られるようになった。 歴史は古く、1846年にアメリカに移住したウィリアム・メイヨー医師と2人の息子の医療活動までさかのぼる。1919年には非営利化され、いまでは、ミネソタ州ロチェスター市の本部と、フロリダ州とアリゾナ州の支部のほか、各地で合わせて70を超える施設や診療所をもつ総合病院だ。
- イノベーション 2016.02.15
【前編】SFの世界が実現に?議論を呼ぶ「ゲノム編集」とは
続きを見るゲノム編集で「デザイナーベイビー」が生まれる? 2015年、ゲノム領域で注目を集めたのはゲノム編集技術「CRISPR/Cas9 クリスパー・キャス9)」システムである。 ゲノムとはDNAが持つ遺伝情報の総称、いわば生物の設計図である。
- コラム 2016.02.15
【前編】アンジェリーナ・ジョリーは、なぜがんの予防的切除を受けたのか?
続きを見る2013年、アメリカの女優アンジェリーナ・ジョリーが予防的に両乳房を切除したニュースは、日本でも報道され人々に衝撃を与えた。 彼女の母親は卵巣がんで56歳の時に亡くなっているが、その母親は医師に「娘の卵巣摘出手術をするよう約束して」と告げていたという噂がある。アンジェリーナの祖母や叔母も40歳代にがんで亡くなっており、娘も同じ病気になることを心配してこのような発言をしたとされる。母親の死後、母の言葉を医師から聞いたアンジェリーナは予防的に手術を受けることを決意した。
- オピニオン 2016.02.15
【前編】神奈川が変える医療のカタチ
続きを見るG-TAC株式会社が提供する検査サービスが神奈川県の「未病市場創出促進事業」に採択され、2015年11月から2016年1月末まで、神奈川県のG-TACパートナー施設にてゲノム検査を提供しました。 今回は、この「未病の状態を改善する」ムーブメントの先頭に立ち指揮を振るわれている黒岩神奈川県知事へのインタビューを紹介します。 (本記事は2015年8月にm3.comに掲載された記事を転記、一部内容を変更したものです)