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受検者の声 2016.04.01

楠木建が体験「ゲノムからの健康戦略」

Profile kusunoki
一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授
楠木建氏

一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授。 専門分野は競争戦略。企業が競争優位を構築する論理について研究している。著書「ストーリーとしての競争戦略」は経営学書として異例のベストセラーとなっている。楠木教授が主宰している「成長戦略フォーラム」にはG-TAC代表の植松の他、多数の経営者や起業家が参加する。

Profile uematsu
G-TAC株式会社 代表取締役社長
植松正太郎氏

2011年にエムスリー入社。製薬企業向けのマーケティング支援業務において、Web講演会事業やMR向けの営業支援アプリ開発など、新規事業を複数立ち上げ。2015年8月にゲノムを活用した医療業界の構造変革を目指しG-TAC社を設立、20,000人の医師ネットワークを背景としたゲノム医療のプラットフォームを運営している。楠木教授の教え子として、ゲノム医療における戦略ストーリーを描き、実行する。

本格的な経営書でありながら20万部を超えるベストセラーとなった「ストーリーとしての競争戦略」。その著者である一橋大学の楠木建教授がG-TACの最新ゲノム・パーソナル医療を体験しました。検査結果を手にしたその日に、楠木教授の教え子でもあるG-TAC植松社長が感想を伺いました。果たして楠木先生は遺伝子検査やそのビジネスをどう評価するのでしょうか。

Sub 1

医師の説明で価値が増す遺伝子検査

Profile uematsu
楠木先生には先ほどG-TAC経由で36種類のがん発症リスクを調べる遺伝学的検査(GWAS Cancer PLUS)を受けていただいた結果をお知らせしました。唾液を取るだけの簡単な検査でしたが、ご感想はいかがでしたか?
Profile kusunoki
遺伝子検査については「ネットでもできるらしい」という程度で、特別な関心を払ってはいなかったんですが、実際に受けてみて「遺伝子検査の結果を見るだけなら神社のおみくじのようなものだ」と思いました。
Profile uematsu
一般の方にはテクニカルな結果に感じられ、専門的な知識が無いとその後の活動指針としては具体的なイメージを持ちにくいという意味ですね。
Profile kusunoki
結果レポートには平均のリスクを1として、あなたは胃がんのリスクが1.22で、大腸がんのリスクが0.89だとか、がんの種類ごとに詳細な数値が書いてある。これだけ見ると僕のような一般人には意味が分からないです。たとえば神社のおみくじなら「待ち人来たらず」とかぼやっと書いてあるから、さっと見て境内にくくり付けて忘れてしまうけど、ここまで詳細な数値が出てくるとなると……きちんとした説明がなければ必要以上にリスクを重く捉えてしまったり、リスクが全然ないと勘違いしてしまう可能性があると思いましたね。
Profile uematsu
ウェブ経由で唾液を郵送する検査など検査結果が直接受検者に戻ってくるサービスはDTC(direct to consumer)遺伝学的検査と呼ばれます。きちんとしたフォロー体制がなければ、楠木先生がご指摘されたような懸念が起こり得ると思います。
Profile kusunoki
受検者からすれば、この検査の価値は、医師などの専門家から検査の目的とかリスクの内容を教えてもらったり、こういうリスクがあるとすれば今後気を付けることは何で、具体的にどうやったら良いのかなどのアドバイスをもらうことで高められる。検査結果はそのための手段に過ぎない。これは検査という技術を提供するサービスではなくて、専門的な知識に基づく対人サービスだということがよくわかりました。
Profile uematsu
本当におっしゃる通りです。
Sub 2

医師から検査結果説明を受ける楠木先生

遺伝子検査を説明できる医師は少ない

Profile uematsu
というわけで、本日はジェネシスメディカルクリニックの東田先生という、その道のプロから遺伝学的検査の結果報告とアドバイスを受けていただきました。
Profile kusunoki
あの先生いいですよね、説明が上手で。気になったので聞いてみたんだけど、こういう検査の説明ができる医師は少ないそうですね。技術は発展しているのに、肝心の人間の供給が進んでいない。
Profile uematsu
こうした専門性を有している医師は医師人口の1%にも満たないレアな存在で、かつ大学で研究している方が多いので、クリニックにはめったにいない。そんな状況なので、G-TACでは遠隔医療でつなぐためのシステムを準備しています。
Profile kusunoki
それは効率的でいいですね。このサービスはほとんど情報知識の移転なので、わざわざクリニックに出向かなくてもいい。その代わりしっかりとした口答でのコミュニケーションが必要になる。
Profile uematsu
G-TACというプラットフォームを介して、どこにいっても同じクオリティでサービスを受けられるようにできたらと思っています。今回検査を受検いただいたジェネシスメディカルクリニックの東田先生もG-TACパートナー医師としてご参加いただいております。
Profile kusunoki
先生のクオリティは実際に経験してみなければ分からないことが多い。今回の検査を受けて、あのクリニックで以後の健康診断もお願いすることにしました。
Sub 3

夏野さんより健康オタク

Profile uematsu
普段の健康管理はどのようにされているんですか?
Profile kusunoki
まずまず健康的な生活を送っていると思います。お酒も飲めないし。前の記事を読んだら夏野剛さんは自分で「健康オタク」って言ってましたね。通っているジムが同じでちょくちょく会いますけど、僕が知る限りでは、夏野さんは酒量はあまり「健康オタク」じゃないですね(笑)。
Profile uematsu
確かに夏野さん、一晩で複数のワインボトルを空にしていらっしゃる印象がありますね(笑)
Profile kusunoki
大学ってわりと自分で時間配分できるからストレスがないんです。朝早く働き始めて、早く上がってジムに行く。でもタバコは止められないなぁ。
Profile uematsu
今まで健康診断はどうしていたんですか?
Profile kusunoki
10年前に胃の調子が悪くなってね。年に1回健康診断を受けています。でも、尿とか便とか出せと言われるとすぐに出ないタイプで。その代わりに血液検査は頻繁に受けて、その経緯を追っていくという方法を取っていました。でも、今回の先生から、血液だけでは分からないこともあるなどと色々教えていただいたので、今後はちゃんとオーソドックスな健診を受けようと思います。
Sub 4

成人式に「自分の地図」を

Profile kusunoki
健診を受けるにしても、自分の遺伝子の特徴を知った上で受けた方が効率いいよね。遺伝子検査はあらゆることの最初にあるといい。自分のカラダの地図があれば無駄なことをやらずに済むでしょう。理想的には成人式の時に遺伝子検査をして、マイナンバーみたいに自分で必ず持つとか。
Profile uematsu
今はコストが高いですが、5~10年後にはどこでも数百円でゲノムが読める世界が来るはずです。そうなったら成人式で遺伝学的検査、という案も実現するかもしれません。
Profile kusunoki
「これはこうなっているから、こうしなさい」という順番が大切。まずは自分の地図を持った上で、健診を受ける方がずっと効率的だし効果的です。遺伝子は変わらないので、若いうちにやってまずは地図を手にしたほうがいいと思いました。その上でライフステージに合ったサービスを提供できるというのがG-TACの価値だと思います。
Profile uematsu
顧客の抱えている悩みはバラバラで、システマティックな誘導は難しいということが事業を始めてよく分かりました。丁寧なコンシェルジュが悩みに寄りそうというか、伊勢丹みたいにどんなワガママも聞いてあげる、みたいな感じが正解なのかなと思います。
Profile kusunoki
それを一生懸命、手数をかけて本当にできるかどうかの勝負でしょうね。
Sub 5

日本の贅沢な悩み

Profile uematsu
米国や英国など海外では医療コスト削減のために遺伝学的検査の応用を進めています。日本でも東北を中心にそういう動きはありますが、出遅れ感は否めない。
Profile kusunoki
それは日本の医療環境がものすごく良いから。海外の医療事情は非効率、悲惨といってもいいくらいの状況なので、遺伝子で何とかしたいというモチベーションがあるんでしょう。でも日本では一定レベルの医療が安く提供されているから、予防に対して費用を使う気になれない。でも保険はけっこう払っているよね。ここに矛盾がある。それなら先に自分の遺伝子情報を持った方が理にかなっている。
Profile uematsu
ですよね。医療って個々の薬や技術は進歩していますけど、それらが統合されて一般人に提供されるシステムは全然変わってないように思えませんか?
Profile kusunoki
それ、医療がシリアスだからですよ。今までのシステムから逸脱すると悪いことが起こるかなと保守的になるんだよね。一方でスマホのアプリとかは全然シリアスじゃないからすぐ次のサービスに移っていく。パズドラやめても実生活に支障はないよね(笑)
Profile uematsu
まぁ親に止めろと取り上げられても、1週間くらいしたら忘れるか、他のゲームをプレイしてそうですね(笑)
Profile kusunoki
人間社会にとってシリアスなものほどローカルになり、人間同士のインターフェースが求められる。こういうビジネスは立ち上げが難しいし、しっかり組まないと価値が生まれないけど、一度確立すると強いよね。日本は医療費も高騰しているし人口減少の状況にある。合理的な価値を提供できるシステムをつくることができれば、顧客だけでなく、医師やさまざまなサービス・プロバイダーが乗ってくるはずです。植松さんはやるべきことが山積みですね。
Profile uematsu
楠木先生のご指導を活かしながら、がんばっていきます。
Profile kusunoki
今日はいい経験をさせていただきました。ありがとうございました。

今回楠木先生に受検いただいたGWAS Cancer PLUS検査は、ジェネシスメディカルクリニックの他、全国のG-TACパートナー施設でも受検いただけます。

Sub 6

楠木先生が受検した検査について

GIGRシリーズ GWAS Cancer Plus(ジーバス・キャンサー・プラス)
生活習慣にて予防が可能ながんの発症リスクを同時解析いたします。血縁者にがんの発症者がいる、詳細ながん検査を受検する前のスクーリングを行いたいという方にご推奨します。

Sub 7

受検可能医療機関の例

医療機関名:医療法人社団創世会ジェネシスメディカルクリニック六本木
医師名:東田 俊彦
診療科:総合診療内科・皮膚科・アレルギー科
最寄り駅:六本木一丁目駅
医療機関紹介:「当院は、日本で初めて「遺伝子検査から始める個別化医療」を臨床の現場で実践するクリニックとしてスタートしました。体調が悪くなる前に。おかしいなと感じたらすぐ。あなたのそばに寄り添えるようなクリニックを目指します。ご自身の遺伝子型=個性を把握した後、気をつけるべき生活習慣をご一緒に見直します。」

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